先日、アメリカの歯医者で歯科検診を行った体験をブログに書きましたが、今回はその続編!
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治療スペースは先進的、画面には自分の3D歯が映し出されるなど驚きの連続!
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実は前回の歯科検診の際「数年前に神経を取った上の歯の数本が細菌感染を起こしているから、なる早で治療が必要だね」と言われました。
半年ほど前に日本で歯科検診に行った際は「今すぐ何かする必要はないね」と言われていたのですっかり油断していましたが、深刻そうな表情で共有されたので少々焦りました。
治療方法としては、感染している歯は抜歯して根管治療を実施し、ブリッジを入れるという流れだそうで、全部で5本の歯を治療してお値段は約50万円ほど(高い…..)!
日本だと、当日まで治療の詳細や値段についてはわからないイメージなのですが、アメリカでは当日に見積書を、また数週間後には細かい(確定版の)見積書を送ってもらうことができました。
ちなみに今回、治療方針のお話をしてくれた先生はGeneral Dentist(総合的な歯科治療を行う歯科医)で、実際に手術をしてくれるのはOral Surgeon(口腔外科医)だそうです。
(※アメリカでは、まず最初に訪れるのがGeneral Dentistであることがほとんどで、患者の口腔全体の健康を管理し、必要に応じて専門医への紹介を行うとのことでした)
専門医の先生が月1回、General Dentistに来てくれるそうで、約2ヶ月後の予約となりました。
「ASAP(As soon as possible:なる早)で治療しましょう!」という感じだったので、2ヶ月も待って大丈夫なんだ…とやや心配になりましたが「治療は早ければ早い方がいいけれど、2ヶ月の差で大きく悪い影響が出る可能性は低い」と言われ、特に痛みが出ているわけでもなかったので、2ヶ月待つことにしました。
そしてようやく2ヶ月経った手術当日!
部分麻酔を実施予定で、手術の8時間前から水分と食事が禁止とのことで、早朝にご飯を食べ終えて万全の状態で向かいました。
まずはGeneral Dentist(総合的な歯科治療を行う歯科医)とお話をして、その後専門医の治療と進む予定だったのですが、General Dentistからまさかの説明
「よくよく考えたんだけど…」と切り出され「今回5本の歯の治療ということで大掛かりになるから、やっぱりブリッジにするかインプラントにするかきちんと考え直した方がいい気がするんだ。だからブリッジの専門の歯医者(Oral Surgeon(口腔外科医))を紹介するね。そこで話してみて。あなたの大切な歯のことだから、今日手術をして後悔してほしくないんだ」と言われ、紹介先の歯医者と治療が必要な歯の情報などが書かれた1枚の紙を手渡されました。
私と夫は2人とも「.…..?????」と呆然としました。
今日は手術なし?!セカンドオピニオンの案内って、手術当日ではなく、治療方針を話し合った2ヶ月前の段階で話し合うものなのでは?!と困惑しました。
しかし、案内していただいた以上「いや、それでも今日手術がしたいんです!」と懇願するわけにもいかず、高額を支払うものでもあるため改めて考えた方が良いと判断し、今日の手術は取りやめました。そして後日、Oral Surgeon(口腔外科医)に話を聞きに行くため電話で予約をしました。
今回のGeneral Dentistから紹介された歯医者には複数の医師が在籍しており、その中でもオススメの医師を紹介してもらいましたが、その医師の予約はかなり先になりそうとのことで、最短で予約できる医師の予約をとりました。
そして2週間後、無事に歯医者に行って相談をすることができました…!
相談した結果、値段は張るものの、長持ちする+自然な見た目であるインプラントを実施することに決め、2週間後にようやく手術ができることになりました。
最初に歯医者を訪問してから実に3ヶ月かかってようやく手術できることになり、ほっと一安心。
ただ、意外な対応には驚きと困惑があり、これもまた文化の違い?として学びになりました。
また手術の内容や感想、歯の見た目や支払い方法、その後の経過についてはブログにまとめようと思います!
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