1才0ヶ月とのワンオペ国際線フライト、どう乗り切る?

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今回は1才になりたての我が子と2人で一時帰国した際のワンオペ記録をまとめます!
ネットやYouTubeを検索してもワンオペで長時間フライトを乗り切った体験談や、バシネット使用なしで同じくらいの月齢の子どもを連れたフライトの体験談が少なかったため、この情報を必要としている方に届いたら嬉しいです。(1記事平均読者数10人の弱小ブロガーですが…笑笑)

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テネシー州から日本へは直行便がないため、今回はテキサス州のダラス空港で乗り継いで羽田空港まで向かいます。

実はワンオペフライトは今回で2回目!
前回は我が子が生後4ヶ月の頃、兄の結婚式のために一時帰国した際が人生初ワンオペフライトでした。
その当時は、ナッシュビル空港に着いた途端に不安な気持ちに駆られ、「本当に日本に辿り着けるのだろうか」と緊張したのを覚えていますが、今回は「2回目なんだから大丈夫」と比較的落ち着いて行動できました。

空港に到着してすぐ、アメリカンエアラインがどこにあるのか近くのスタッフさんにすぐ聞くことができ、カウンターで「隣に人がいない席に変えて欲しいです」と変更依頼もできました。また25歳の子供が1人いるお母さんスタッフさんと雑談する余裕もあり、出だしはかなり順調でした。

手荷物検査のところでは、ベビーカーは別で検査に出されるので一度子どもを抱き上げました。
前回、この流れで検査したことを覚えていたので、まずは他の荷物を全て検査レーンにあげ終えて、その後でベビーカーから子どもを抱き上げるようにしてバタバタしないよう意識できました。
ただ、ベビーカーがどのレーンで検査されるかが分からず、どこに持っていけばいいかウロウロしたことで若干動揺し、ポケットに携帯を入れたままセキュリティをくぐってしまう凡ミスをしてしまいました…..。(ちなみに子どもを抱き抱えたままセキュリティを通ります)
そのせいで携帯だけ別レーンで検査されることになり、自身が通過した後、抱っこしたまま大きな荷物を回収しに行き、その流れでベビーカーを回収、最後に携帯を取りに行き…とてんやわんやしました。

空港にはかなり余裕をもって到着したため、フライトまでは1.5時間と余裕がありました。
最初はゲートの近くでおもちゃを使ってひたすら遊びましたが、これがもっても15分…..(笑)
飽きて泣き始めると大変なので、空港内をひたすらグルグル散歩しました。「大きな木があるね。天井が高いね。ライトがまぶしいね。」と声をかけたり、フライト情報が書かれた電光掲示板を一緒に眺めたり、とにかく1.5時間をつぶすために母は必死でした。

搭乗開始まであと15分ほどの時、【ベビーカーのチェックイン】という大事なミッションを忘れていたことに気づきました。ベビーカーは通常の荷物チェックインと異なり、搭乗のギリギリまで使用し、搭乗ゲート近くのカウンターでチェックインが可能なのですが、その肝心のチェックインを忘れていたのです。慌てて搭乗ゲートに戻り、チェックインの手続きを行いました。
チェックインにあたっては搭乗券、パスポート、名字を確認され、ベビーカーが1つか、2つに外れるタイプかも確認されました。後はベビーカーにつけるタグと引換券をもらって完了です。
そこからは、自分で飛行機の入り口直前まで運ぶだけでOKです。
(ちなみに受け取りの際に引換券を見せたことはなく、毎回 飛行機の入り口に置いてくれているので自分で見つけて回収しています。)
慣れてしまえば簡単な手続きなのですが、スタッフさんが何と言っているかわかりにくい場面が何度もあり少々焦りました。
そこで「私の英語の出来が良くなくてごめんなさい」と言いたかったのですが、「私の英語はnot good(良くない)」の代わりに「私の英語はnot bad(悪くない)」と言ってしまいとても恥ずかしかったです。
全然聞き取れていない癖に「私の英語、悪くないでしょ」と言ってしまうハートの強さ。。。
しかもスタッフのお兄さん一切笑っておりませんでした。一生忘れられない恥ずかしさです。

そんなこんなで、飛行機に搭乗!
テネシーからテキサスまでは2時間の短いフライトです。
短いから心にも比較的余裕があるのですが、小さな飛行機なので子どもが自由に歩き回るのは難しく(機内サービスでスタッフさんがよく移動されるのでほぼ移動できないと思った方がいい)、狭い席でずっと座っていられるかな?と少々不安でした。
案の定、席についたタイミングで子どもが泣き出してしまい (2時間泣き続けたらどうしようかな…)と心配になりましたが1分たらずで泣き止んでくれて、離陸前にフライング授乳を始めるとすぐに寝落ちしてくれました。
(本来は耳抜きのために離陸のタイミングで授乳するが、本人が泣き出したり痛がったりしていなければタイミングよく授乳できていなくてもOKとのこと)
そしてそのまま2時間ずっと寝てくれて安心でした。
この日は朝6:00発のフライトで搭乗したため、まだまだ眠い時間であったことも良かったかもしれません。
母は膝の上で子どもを抱っこしながらスクリーンでゲームをする余裕もあったのですが、隣の席にはみ出ないように、肘置きに頭を打たないようになど気に掛けることは多かったですし、何より我が子が重いので腕は痛くなってきて、1人で飛行機に乗る時のような快適さとはかけ離れていました(笑)

ダラス空港に到着!

ダラス空港はとても広く、国内線から国際線へは空港内の電車を使って移動します。
一度経験していることもありますが、行き先はアルファベットA〜Eなどでシンプルに表示されているので、迷うことなく電車を乗降できました。
ちなみに生後4ヶ月の我が子は、ただベビーカーに乗せられて揺られているのみでしたが、今回は1才になり、いろいろなボタンや電光掲示板、移動する人々や窓からの景色などいろいろなことに興味をもってくれて楽しそうでした。私も一緒にお喋りができて楽しかったです。

とここで、あれ、出国審査をしていない!!」と急に焦りました。
焦ったくせにそのタイミングでは特に調べずに今になって調べたのですが、アメリカでは基本的に出国審査というものがないそうです。良かった。。。。。
前回は審査をしていないことにも気がつかないくらい必死だったんだなと思いました。

ゲートには搭乗2時間前くらいには到着しましたが、すでにJALのスタッフさんが1人だけいらっしゃったため「隣が空いている席に移動することは可能か」の確認と、ベビーカーのチェックイン手続きを実施していただきました。
ちなみに今回は往復それぞれ自分の1席しか予約を確保しませんでした。子どもの分も座席を予約することも検討したのですが、ほぼ2倍の値段がかかってしまうため躊躇しました。
(席を予約すればチャイルドシートを設置していただくこともできるらしく、離乳食をあげる時も楽だろうなとは思いましたが、金額を考えると、たった(たったでもない)11時間のフライトくらい気合いで頑張ろうと思えました。)

ラッキーなことに、最初に予約した席の隣が空いていたので座席を変更することなく隣席が空いている席を確保することができました。
ちなみに私が予約した席は エコノミーの一番後ろ、エコノミーで唯一の2人席で、窓側にも少し隙間がありました。子どもがそのスペースで座ったり立ったりもできる広さだったので、子連れエコノミーではベストな席だろうと思います。

ちなみに1回目にもらっていたベビーカーのタグは捨てずに取っておけば再度チェックインする必要がなかったそうです。私は捨ててしまいましたが、問題なく再度発行していただけました。

残りの待ち時間は空港内を探検し、セブンイレブンで水を購入し、自分も子どもも朝食を食べ、オムツ交換をしていたらあっという間に過ぎてしまいました。
空港で待機中の我が子は比較的いい子にしてくれていて、見た物全てを指さして「あ〜!だ〜!」とお喋りして忙しそうでした。ただ、自力で立てるもののまだ歩けなかったので、何か気になるものがあると抱っこして連れて行ってと主張し、主張が通らないと大きな声で叫んでしまうこともあったので、この後の11時間フライトが若干不安にはなりました。(不安になっても一度乗ってしまえば後は乗り越えるしかないので、よくも悪くも覚悟していましたが)

赤ちゃん連れの場合、ファーストクラスのお客さんよりも先に案内していただけるため、車椅子の方2名と一緒に先にご案内していただけました。
これはかなり有り難く、搭乗後におむつ替えを済ませ、オモチャやオムツの予備など必要なものを座席の前の棚に収納するなど余裕をもって準備できたので良かったです。

そして無事に離陸することができました。
国内線のフライト、空港移動、国際線の搭乗までクリアしてしまえば私としてほぼ難関はクリアした気分でした。

フライト中は、序盤と中盤、後半と着陸前でトータル[4回]寝てくれました。
残り5時間くらいのタイミングでは、流石に眠気と緊張からの疲れで体力がピークを迎えたので、そのタイミングで寝てくれて、私も一緒に仮眠をとることができて助かりました。
隣席が空いているとはいえ、抱いた状態からおろすとほぼ100%起きてしまうことがわかっているため、ずっと抱き抱えたままの仮眠だったので完全に疲れをとることは難しかったです。

授乳は6.7回、おむつ交換は3.4回実施しました。
おむつ交換のタイミングに関しては、ウンチをしたタイミングと、それ以外では約3時間おきに交換しました。

我が子の機嫌は、おおむね良好!
思い通りに行かなくて、飛行機中に響き渡るくらいぎゃーっと叫ぶ時もありましたが、大泣きして泣き止まないことなどはなく、授乳したら落ち着いてくれるのでその点に関してはかなり助かりました。
また、自分でたくさん遊びを見つけてくれたことも良かったです。
椅子に手をついて立ってみたり、スクリーンをタッチしてみたり、シールを貼ってみたり…携帯の形をしたオモチャで電話するポーズをしてみたり、椅子に手をつきながら少し移動してみたり…絵本は3冊持参していて全て何回も読みました。自分でめくって楽しんでいる様子でした。
(ちなみにスクリーンをうまく活用したかったのですが、普段から大人の携帯で遊ぶことはあっても動画を見ることはなく、家にテレビもないのでスクリーンを見ることはほとんどありませんでした。)

ご飯に関しては、卵アレルギーがあるためアレルギー対応食を事前に注文していました。
普段は手づかみ食べの方がよく食べるのですが、服や回りを汚してしまうと着替えや片付けが大変なので私があげましたが、大人が食べても美味しいハンバーグで、よく食べてくれて安心しました。
(完食はできずハンバーグ1/2強+米せんべいをいただきました)
また持参していたお肉のピュレも食べて、朝ごはんを含め、ピュレは3パック食べました。
ちなみに私のご飯に関しては、我が子が「自分も食べたい!」と触ろうとしてくるかな?とゆっくり食べれないことを覚悟していましたが、ある程度お腹がいっぱいになっていたこともあり、配られたペットボトルで遊ぶなどして1人で遊んでいてくれたので、意外にもゆっくり食べられました。

先ほど、ほとんど泣かなかったと記載しましたが、唯一泣いたのは、私がトイレに行くタイミングでスタッフのお姉さんに抱っこしていただいた時です。
トイレの中かつ飛行機の騒音の中でもはっきりとギャン泣きしているのが聞こえてきて、1秒でも早く出なければと焦りました…。
トイレから出ると3~4人のスタッフさんが懸命にあやしてくださっていて、申し訳ないやら有難いやら…日本の航空会社(特にいつもお世話になるJAL)はスタッフさんがみんな優しくてお願いしやすくて大変助かります。「何か物を見せると一瞬泣き止むけれど、思い出したようにギャン泣きに戻りましたよ〜!」とご丁寧に報告を受けました(笑)

スタッフさんは「お子さんよく起きている印象でしたけど、寝れましたか?」と私を気にかけてくださり、子どもには「よく頑張ったね、えらいね」と声をかけてくださり、本当に親切で、おかげでとても快適なフライトでした。

こんな感じで、1才0ヶ月ワンオペフライトは幕を閉じました。
総じてかなり快適に過ごすことができたのですが、日本→アメリカへの帰りのワンオペフライトは想像を絶する大変さだったので、また後日ブログにまとめようと思います。(笑)

See you later♪

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