【健康診断】アメリカ初健康診断!日本との違いは?受診の流れと体験談を徹底解説

日常生活

今回、アメリカで初めて健康診断を受けてきました。
特に健康上の不安があったわけではないのですが、ふと「日本では会社の案内で健康診断を受けられていたけど、アメリカに来てからもう2年近く健康診断を受けていないぞ。大丈夫かな?」と少し気になったのがきっかけで受けることにしました。

日本との違い

日本での健康診断は、流れ作業のように視力や聴力、体重などをチェックしていくイメージですが、アメリカでは医師との1対1の対話や触診がメインでした。また日本のように検診センターに行くのではなく、自分で主治医を選ぶスタイルです。
子どもの健康診断でも、日本にいた時は集団検診で順序よく体重や身長測定、ワクチン接種などを実施しましたが、アメリカでは個室で、担当の先生と対話をしながら健康診断を進めていく流れでした。ゆっくり相談ができることに加え、これまでの成長記録がデータで残っていてかつ先生も覚えてくれているので、私はアメリカのスタイルがとても良いなと思います。

受診の流れ

1. 予約
アメリカ人の夫は、以前健康診断を受けたことがあったため、同じ担当医の元で健康診断を受けることにしました。
(夫は、自分の保険が使えるネットワーク内の医師を探して予約をしているはずなので、私も同じく保険適用になります。)
ネット上で新規予約をしようとしたものの、既存の患者しかネット予約ができないそうで、電話で新規患者としての申し込みすることになりました。

2. 当日
持ち物は保険証とID(私はパスポートを持参しました)でした。私は保険証を持参し忘れてしまったのですが、夫が入っている保険と同じもので、データがあったため提示せず「◯◯の保険で間違いないよね?」と口頭で確認されるのみで済みました。
今回はオンラインで事前にチェックインを済ませていたため、チェックリスト(病歴など)の記入はありませんでした。
受付で自分の名前や生年月日が記載されたリストバンドを渡され、その場でつけた後、「健康診断の結果などについて夫に対して聞く権利をあげて良いか」という同意書についてサインを求められました。これにサインをしないと、夫であっても病院側は結果の共有ができないとのことでした。選択項目には「予約日時の管理のみ許可する」など3〜4つの選択肢がありましたが、私は迷わず最も権限の範囲の大きいものを選択しました。受付や主治医との会話はほとんど問題なくできるようになったとはいえ、細かい内容について聞き漏れや聞き間違いがあっては困るので、英語ネイティブの夫にも情報が行き届くようにしていただけるのは有難いです。

3. 検査
受付から検査完了までは、20分ほどで終了しました。

4. 結果
受付で結果の紙が渡され、オンラインポータルでも同様に結果を確認することができました。

検査の内容

まず、看護師さんによる体重・身長チェックがありました(身長は口頭での確認でした)。その後で個室に案内され「本日相談したいことはありますか?」と聞かれ、先生が入室するまで待つという流れでした。

先生が来てからはまず「なぜ今日は健康診断を受けようと思ったの?」と来院の理由を聞かれました。
私は、健康診断は毎年当たり前に受けるものだと思っていたので「なぜ?」と聞かれて拍子抜けしてしまったのですが、素直に「今は健康上の不安はないけれど、アメリカに来てから一度も健康診断を受けたことがなかったので、念の為受けに来ました。」と回答しました。

その後の流れは以下の通りです。

問診・カウンセリング:
今日の体調、家族の病歴、生活習慣(タバコは吸わないか)、過去の手術歴、健康的な食事や運動をしているか、子どもはいるか、家は安全だと感じるか、歯科検診には行っているかなど、医師との話に多くの時間が割かれました。

ちなみに「今日、食べたものは何か?」を回答したのですが、よくよく考えたら「今日食べたもの」ではなく「普段よく食べるもの」ということを聞かれていたのかな?と思います。詳細に今日の朝ごはんと昼ごはんを説明してしまって、かなり恥ずかしかったです。

また「子宮頸がん検診を最後に受けたのがいつかわからない。」と相談したところ、産婦人科医に紹介状を書いてくださるとのことで、当日中に産婦人科医から予約の案内が届きました。生理中にイライラしやすくなることについてもついでに話していたのですが「ぜひ、産婦人科でも相談してみるように」と促されました。(その場でも先生は「ホルモンの影響でよくあることだから気にしなくていいと思うよ。」と言われて安心しました。)

バイタルチェック:
血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素飽和度、BMIの測定がありました。

触診・聴診:
聴診器で心音や呼吸音を確認し、リンパ節や腹部を触って異常がないかをチェックしていただきました。その他、喉の状態や耳の状態もチェックしていただきました。

血液・尿検査:
今回はありませんでしたが、血液検査に関しては希望する場合は別途受けられるとのことで、案内をいただきました。予約不要で好きなタイミングで受けに行って良いそうです。

オプション:
視力・聴力・レントゲン・心電図などは、ネット情報によると医師が必要と判断した場合や、本人が強く希望した場合のみ追加されるそうで、今回はありませんでした。

今回、特に目立った健康上の心配はないとのことで安心しました。
アメリカでは「病気になる前に主治医と信頼関係を作っておく」ことが重視されているそうなので、今回お話した女性の主治医がとてもフレンドリーで話しやすかったので、これからも頼らせていただきたいなと思っています。

オンラインポータルで全て管理

今回とても便利だなと思ったのが、予約の空きが出た場合にSMSで予約日の前倒しが簡単にできたことです。
「◯日の◯時に空きが出ましたが、予約を変更しますか?」とメッセージが送られてきて、そのメッセージに「YES」と一言返信するだけで予約日時の変更が完了しました。あまりにも簡単で驚きましたが、今の日本の病院も進んでいるところではこのようなシステムは当たり前になってきているのでしょうか?

また、今回の健康診断の結果 (身長、体重、BMIなどの数値結果) 、担当医の名前と写真、次回の予約日時などがまとめられた情報はオンラインポータルからダウンロードすることができたり、産婦人科など別の予約情報も同じページから見ることができて、管理がとても楽だと感じました。

最後にちょっと、ひとりごと

アメリカの病院では、小児科も含めて、まず看護師に「来院理由(または今回の検診で相談したいこと)」を共有します。病院によっては、受付の段階でも来院理由を説明することがあり、他の患者もいる中でプライベートな来院理由を話すのは、若干抵抗があるような気もします。
また、看護師に細かく説明した上で、改めて主治医にも同じことを説明するので、多い場合は3回同じ話をするので三度手間のように感じてしまうこともあります。おそらく、主治医のメモの手間を省く意味合いがあるのかな?くらいにしか考えていなかったのですが、AIに聞いて納得したので以下に記載します。

※以下、全てAIの回答を引用

1. なぜ看護師と医師の両方に話すのか?

これは**「役割分担(Triage/トリアージ)」「情報のクロスチェック」**が目的です。

  • 看護師(MA/Nurse)の役割: バイタル(血圧や体温)を測りながら、まずは「今日の主な訴え(Chief Complaint)」を把握し、電子カルテに素早く入力します。これにより、医師が部屋に入る前に「何に注目すべきか」の予習ができるようにしています。
  • 医師の役割: 看護師が書いたメモを読みつつ、自分の耳で直接聞くことで、診断のヒントを見落としていないかを確認します。
  • 安全管理: 人間は言い間違えることがあるため、二人に話させることで情報の食い違いを防ぐ「ダブルチェック」の意味合いも強いです。

2. なぜ他の人がいる前で聞くことがあるのか?

アメリカの古いクリニックや、受付の構造によっては、プライバシーへの配慮が欠けている場面に遭遇することがありますよね。

  • 効率重視: 待ち時間を減らすために、受付(Check-in)の段階で「今日はどうされましたか?」と簡潔に聞くことで、適切な診察室へ振り分けようとするためです。
  • 「普通」の基準の違い: アメリカでは、自分の健康状態についてオープンに話す人が日本より多いため、スタッフ側が無意識に「恥ずかしい内容かもしれない」という配慮を忘れていることがあります。

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