コンタクトはー8.5で、裸眼では家の中ですら歩くのが不安な私ですが、なんと旦那の柔術の練習に付き合っている中でメガネを踏み潰してしまい…(笑) 重い腰をあげて眼科に行くことにしました!
アメリカでは皮膚科も歯医者もとにかく予約が取りづらく、最短で2ヶ月後ということもよくある中で、眼科は意外にも2週間以内に予約を取ることができました (大歓喜
「こんなに天気が良いなら中にいるべきじゃないよね!今すぐ外に行こうかしら」って冗談が素敵な看護師さんに案内されて、早速検査がスタート
(眼科では看護師、とは言わないのかな?)
事前の問診はすでにオンラインで終えていたので、来院の事情 (メガネを作るための処方箋が必要であること・軽いものもらい?ができていたので診てほしいこと) は理解してくださっていました。
これは、ネイティブでない私にとってはかなり助かりました。
検査の最初に看護師さんに「眼の詳しい検査(特殊な目薬をさして、目の瞳孔を開いて健康状態をチェックするもの)もしますか?」と聞かれて、最初は何のことを話しているのかさっぱりでしたが、ちょうど半年前くらいに日本で同じ検査をやっていたおかげで途中から話を理解することができて「今回はやらなくて大丈夫」と答えることができ、なんとか切り抜けました。
最初はコンタクトを入れたままの目の検査でした。
看護師さんからは「飛び交う薄い細い黒い棒が見えたらボタンを押してね」と言われました。
機械にあごを乗せて、画面を覗き込んで…という流れまでは、日本のものと一緒で特に迷うことはなかったのですが、細い黒い棒が飛び交ったらボタンを押すくだりは上手く聞き取れず、最初の方はただただ画面を見つめてしまっていました。。。
「伝わってなかったかな?」と看護師さんが気にかけてくれて、私も「何をすればいいですか?」と再確認ができたおかげで、これも何とかクリアできました。
ただ、その細い黒い棒が飛び交うのが絶妙に薄く動きも早かったため、かなり集中して目をこらさないといけない分難しかったです。
その後、別の個室に移動しました。
(アメリカの病院は皮膚科でも小児科でも産婦人科でもどこでも必ず個室に案内されるから、個室がスタンダートなのかな?)
まず最初にアルファベットが書かれた紙を渡され「いつも本を読む時の位置で紙をもって、書かれた文字が読めるか教えてね」と言われました。
アルファベットも数字も「発音が合っているのかな…」と心配で、視力の問題で読めないことよりも発音が間違っていることで、誤って伝わってしまうのでは…という不安の方が大きかったです。(笑)

その後は、鏡に映ったモニターに書かれた英字が読めるかを聞かれました。
なぜモニターを直接見るのではなく鏡越しのモニターを見るのか不思議でしたが、その意味を聞くまでの余裕はありませんでした。(笑)

今度は、赤いレーザーが重なっている数字を読み上げるという謎の検査を終え、コンタクトをしたままでの検査は終了しました。
その後、一番最初に入った部屋に戻り、気球がはっきり見えるようになる検査+光を当てる検査を実施しました。気球を見る検査は日本でも何度もやったことがあったので、アメリカでも同じ検査スタイルがあるんだなぁと、違いを知ることと同じくらい、日本の検査との共通点を見つけるのは面白かったです。
その後、また個室に戻ってきて、次は先生の診断でした。
先ほどまでの検査結果を先生がiPadで確認しつつ「問題ないようだね」と教えてくれました。
その後は先生が目に光を照らしながら目の状態をチェックしてくださり、メガネの度数を決定するために色々な度数のメガネを試す検査を実施しました。
少しずつ度数を上げたり下げたりしながら「1つ目と2つ目どっちの方がよく見える? 同じくらいかな?(About the same?)」と何度も繰り返し聞かれ、微調整していきました。
合間合間では「なんでアメリカに来たの?」「子どもは今何才なの?」と雑談が挟まり、次々に質問が飛んでくるので、検査についていくのと雑談に対応するのとで脳はMAXで働きまくり、良い刺激を受けました。(笑)
ちなみに先生も「うちも子どもが2人いてね、9才と7才で2人とも男の子!男の子はやんちゃでいいよ〜!」って、とてもプライベートな内容をシェアしてくれました。
どの病院に行っても基本的に雑談が始まるのはアメリカならではなのでしょうか?
ちなみに今回はメガネのための処方箋だけが必要だったのですが、看護師さんから「現在のコンタクトレンズのブランドは何かな?」とか「このコンタクトを試してみてね」などとコンタクトの話題がちょこちょこと出てきたので、「コンタクトはまだ半年分くらい残っているから買うつもりがないことを言わないと…!」と思い必死で伝えました。
するとその意思はすでに伝わっていたようで、メガネの処方箋と一緒にコンタクトの処方箋も一緒に作るために試す必要があるとのことでした。
そのシステムを知らずに、必死で「コンタクトは要りません!今日は買わない予定です!」って何回も説明してしまっていたのが恥ずかしい。。。(笑)
でもいつもの自分なら「よくわからないけどいいや…」と言語の違いを言い訳にして諦めてしまっていたところを、最近では分からない時は聞く・自分の考えを積極的に伝える、ということができるようになってきたのは我ながら成長だなと感じています。

いただいたコンタクトケースは、蓋をなくす心配がなくて便利!
そんなこんなで無事に検査は終了し、メガネの処方箋をゲットしました!
コンタクトレンズは「お試しのものを何日か使ってみて、違和感がなければ後日電話で教えてね」と言われました。電話をもらった段階で処方箋を完成させてくれるとのことでした。(Finalize(完成させる)という単語を使っていました。)
ものもらいについては、ひどくないから自分でマッサージしてあたためるうちに治るよと言われました。(日本で同じように目が少し晴れた時は目薬をだしてもらったので、てっきりそのパターンになるかと思いきや目薬は不要と言われて驚きました。が、確かに言われた通りに温めることで治ってきました!)
ちなみに、眼科の中にその場で買えるメガネがたくさん並べられており(普通のメガネ屋さんと同じくらい種類が豊富)、希望すればその場でメガネを作れるとのことでした。義理の母曰くCOSTCOだとメガネが比較的安く作れるとのことだったので、今回は購入せずに帰ってきました。
(そのままメガネを作りましょうという流れだった中で、きちんと自分から話をして断れたのは偉い…当たり前だけど、言語が違うだけで当たり前のこともいちいちハードルが上がるから、当たり前のことにも偉い偉いと自分の成長を認めていかないと!w)
検査費用は、処方箋こみで約120ドル(約18000円)!!!
保険適用後でこの価格なのが重ねて衝撃でした。。。
改めて、国がカバーしてくれる範囲の広い日本って、良い国だよなぁと思いました。
送迎してくれた義理の父親は「アメリカは医療レベルが高いけど費用も高い」と話していて、とても納得しました。
今回の検査のおかげで目は健康だとわかったし、ものもらいも心配なさそうだし、処方箋ももらえたし、わからない英語はちゃんと聞き返して流さないようにできたし、受け答えも1人で全部やりきれたし、100点の1日でした!!!
おつかれ、自分!
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